komeの備忘録

東大院卒外資ITエンジニアの技術ブログ

raspbianでRealVNCが繋がらなかったときの話

Raspbian(4.9.59)をラズパイにインストールした。


最近のRaspbianは最初からRealVNCが入っているらしく、画面共有しようと思ってVNCサーバをonにした時に繋がらなくてハマったところを書く。


なおVNCクライアントには、WindowsのUltra VNC Viewerを使用した。別になんでもいいと思う。
# 自動起動の有効化などは省きます

No Supported Authentication Methods.

まず普通にラズパイを起動した状態でIPアドレス:ポート番号で接続を試みたら、上記のエラーで接続できなかった。

色々調べたら、Optimize Screen Captureにチェック入れよう!と出てきたのでやってみた。


設定方法

  1. ラズパイ画面右上のVNCマークをクリック
  2. 右上メニュー -> Options -> Troubleshooting -> Enable experimental direct capture modeにチェック
結果

"Connection Failed"

なんかメッセージが変わったが相変わらず表示できない


なので更に調べる

Security

どうやら初期設定だと認証がUNIXパスワードになっているらしい。

ここをVNCパスワードに変えてみようと思う。


設定方法

  1. ラズパイ画面右上のVNCマークをクリック
  2. 右上メニュー -> Security -> AuthenticationをUNIX PasswordからVNC Passwordに変更

パスワードの設定画面が出てくる。
VNC認証用のパスワードを設定し、登録完了。

いざ繋いでみる

接続できた!


初期設定でUNIXパスワードになっているとはまってしまう。


調べてもあんまり日本語のサイトにたどり着かなかったので、備忘録として記す。

まとめ

RealVNCを使いたかったら、とりあえずAuthenticationをVNCパスワードに変更しましょう。

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